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HOME >お知らせ > 2011年10月14日髄液漏れ:画像診断基準、厚労省研究班が発表

髄液漏れ:画像診断基準、厚労省研究班が発表

2011年10月14日

激しい頭痛などを引き起こす脳脊髄(せきずい)液減少症について、厚生労働省研究班は14日、原因の一つの「髄液漏れ」を判定する画像診断基準を発表した。研究班が6月に「外傷による発症はまれではない」としてまとめた基準案を、国内の関係各学会が承認・了承。「髄液漏れはあるのか」を巡る10年間の論争が決着し、研究班は今後、治療法への保険適用を目指して研究を進める。

研究班代表の嘉髄液漏れは研究が進展した数年前までは、「あり得ない」「めったにないこと」とされてきた。否定的な医師らは、治療で「よくなった」という患者の声についても、「気のせいではないか」と認めようとしなかった。05年5月以降、事故で発症したとする被害者と損害保険各社とが補償を巡って司法の場で争っている事例が次々に表面化。国会でも研究の進展を求める声が出ていた。山孝正・国立がん研究センター理事長が、横浜市で開かれた日本脳神経外科学会で記者会見。基準は「頭を上げていると頭痛が悪化する」患者について、頭部と脊髄をMRI(磁気共鳴画像化装置)で検査し、髄液漏れなどが見つかれば髄液減少症と判定。見つからなかった場合は、造影剤を使った「ミエロCT」と呼ばれる検査などを基に判断する。

06年10月、日本脳神経外科学会の学術委員会委員長だった嘉山氏が「学会間の垣根を取り払い、誰もが納得する診断基準を作る」と宣言し、07年度に研究班をスタートさせた。【渡辺暖】

毎日新聞 2011年10月14日
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111015k0000m040109000c.html

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